管理人です。「子どもとキャンプを始めてみたい。でも、何から買えばいいの?」。始める前がいちばん悩みますよね。お店に行くと、テントが一番目立つ場所に並んでいます。だいたい、そこで財布のひもがゆるみます。
わが家は家族キャンプを始めて7年になります。この記事では、わが家が実際にたどった道と失敗をもとに、これから始める家族に「この順番がいい」と思うことを正直に書きます。先に言っておくと、テントは最初に買わなくていいです。
先に結論
- 最初は買わない:コテージやバンガローに泊まるか、近くのキャンプ場で試す
- 最初に買うなら、BBQグリル・イス・テーブル(キャンプをやめても、庭や公園で使える)
- 続けると決めたら、テントや寝袋を少しずつ
わが家のキャンプは「抽選に当たってしまった」から始まった
わが家のキャンプは、ちょっと変わった始まり方をしています。7年前、買うつもりはなかったのですが、当時人気だったDODの「カマボコテント2」が抽選販売されているのをネットで見つけて、応募してみました。当たりました。当たってしまいました。
なので、わが家は「テントが先にある」状態でキャンプを始めています。でも、これは真似しないでください。読者のみなさんには、テントを最初に買うのはおすすめしません。その理由は、このあと書きます。
ステップ1:最初は買わない。コテージに泊まって試す
テントはあったのに、わが家の初めての家族アウトドアは、淡路島の菜音キャンプのコテージでした。子どもがまだ小さかったので、まずは建物に泊まって、外で過ごすことに慣れようと考えたからです。
ピザがおいしくて、おしゃれなお店もありました。ところが、その夜。コテージの隣で、学生さんのグループがテントを2つ張っていて、夜中の0時を過ぎても、とにかくにぎやかでした。子どもは夜泣きをするし、妻も私も腹が立つし、正直、最悪の夜でした。
それでも、子どもたちは楽しそうに過ごしていたし、費用もそれほど高くなかった。「これなら家族でアウトドアを続けられるかも」と思えた、わが家のきっかけの1日になりました。最悪の夜が、きっかけの夜でもあったわけです。人生、何がきっかけになるか分かりません。
最初の1回は、道具を買わずにコテージやバンガローに泊まるのがおすすめです。家族の誰かが「外で寝るのは無理」となっても、出費はその1泊分だけで済みます。夜がうるさいときは、自分で注意しに行かず、キャンプ場の管理人さんに連絡してください。
ステップ2:初めてのテント泊は「いつでも帰れるキャンプ場」で
2回目は、テントを持って、神戸のしあわせの村のキャンプ場に行きました。選んだ理由は3つです。
- 昔からあるキャンプ場で、安心感がある
- 車をテントの横に停められる(荷物の出し入れがラク)
- 料金が安いので、最悪、泊まらずに帰ってもいいと思えた
この「最悪、帰ってもいい」という気持ちは、初めてのテント泊ではとても大事です。家から遠すぎず、料金が安く、車で横付けできるキャンプ場を選ぶと、気持ちがぐっとラクになります。
初めてのテント泊の道具は、家にあるもので十分だった
このとき持っていったのは、こんな感じです。
- 料理:家のカセットコンロで、ふつうに料理
- イス:妻が子どものころに使っていた、ボロボロのコールマンのイスと、100円ショップの折りたたみイス
- 寝るところ:寝袋はなかったので、家の布団を車に積んでいった(テントの床に敷くマットやシートだけは、テントに合う専用のものを買いました)
これで、子どもたちと楽しく過ごせました。そして、「キャンプを家族の恒例行事にしよう」と決めて、そこから道具を少しずつ買いそろえていきました。新品の道具がなくても、キャンプは楽しめます。ボロボロのイスでも、星は同じように見えます。
失敗:テントの中で料理をしたら、油でべとべとに
このときの失敗もひとつ。テントが大きかったので、テントの中で料理をしたら、油でテントの内側がべとべとになりました。テントを洗うのは、お皿を洗うよりずっと大変です。
それに、テントの中でコンロや火を使うのは、一酸化炭素中毒や火事の危険もあります。料理は、テントの外か、風通しのいい屋根の下でしてください。
最初に買うなら「BBQグリル・イス・テーブル」がいい理由
7年続けた今、これから始める家族に「最初に何を買う?」と聞かれたら、BBQグリル・イス・テーブルと答えます。理由はシンプルで、キャンプ以外でも使えるからです。
- 泊まらないデイキャンプや、公園でのBBQでも使える
- もしキャンプが続かなくても、庭やベランダで使えるので、むだになりにくい
- テントにくらべて、ずっと安い
テントは高いうえに、キャンプ以外ではほとんど使い道がありません。「続ける」と決まってからで十分です。わが家のように、抽選に当たってしまった場合は別ですが。
わが家が今使っているものは、それぞれの記事にくわしく書いています。
- BBQグリル(焚き火台):ユニフレーム ファイアグリルを7年使ってみた(しあわせの村のあと、少ししてから買いました)
- イスとテーブル:家族4人のテーブルとチェアの組み合わせ実例
続けると決めたら:テント、寝る道具、そのほか
「続ける」と決めたら、ここからが本番です。わが家が今使っている道具と、その記事をまとめておきます。
- テント:家族4人なら最初から2ルームでいい理由(まだ迷うなら、中古の安いドームテントやレンタルで試すのもあり)
- 寝袋:家族4人で1つの「わがやのシュラフ」/子ども用寝袋の選び方
- マット:エアーベッドを3年使ってみた/エアーベッドとインフレーターマット、どっち?
- ランタン:家族キャンプならクアッドマルチパネル
- クーラーボックス:1泊なら25L+ソフト15Lの2個持ち
- 寒い時期:電源サイトなら電気毛布
全部を一度にそろえる必要はありません。わが家も、7年かけて少しずつ増えていきました。そして今も、ときどき増えています。妻には内緒です。
まとめ
- 最初の1回は、コテージやバンガローに泊まって試す
- 初めてのテント泊は、車を横付けできて、安くて、いつでも帰れるキャンプ場で。道具は家にあるもので十分
- 最初に買うならBBQグリル・イス・テーブル。キャンプ以外でも使える
- テントは「続ける」と決めてから。テントの中で料理はしない
最悪の夜から始まったわが家のキャンプも、気づけば7年目です。完璧な道具より、「また行こう」と思える1回目のほうがずっと大事です。じゃあまた。

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