管理人です。「焚き火って、なんか難しそう」と思っていた時期が私にもありました。実際、初回は40分くらい炎と格闘した記憶があります。今となっては、「あのとき何やってたんだ」と自分にツッコみたいくらいです。学習しない人間の例、私です。
焚き火は、コツを5つ押さえれば初心者ファミリーでも15分で着火できます。難しいのは技術ではなく「順番を守ること」。ここを外さなければ、失敗はほぼありません。たぶん。
今回は、初心者ファミリー向けに「失敗しない焚き火のおこし方 5つのコツ」をご紹介します。読み終わるころには、次のキャンプで焚き火デビューできる自信がついているはずです。
焚き火をおこす前の準備
最低限そろえる道具
- 焚き火台(キャンプ場はほぼ直火禁止)
- 薪(太さ別に3サイズ)
- 着火剤(白いブロックタイプが使いやすい)
- ライター or チャッカマン
- 火ばさみ・耐熱グローブ
- 消火用の水(バケツかペットボトル)
場所の準備
テントやタープから2m以上離れた、平らで安全な場所に焚き火台を設置します。芝生の上では焚き火シートを敷いて、地面へのダメージを防ぎましょう。風が強い日は、風上に風防を置くとラクになります。
失敗しない着火のコツ5つ
コツ① 薪は「太さ別に3種類」用意する
細(小指くらい)、中(親指くらい)、太(3〜4cm以上)の3サイズを用意します。多くの初心者は「太い薪ばかり買ってきて着火に失敗する」ので、ここは強調しておきます。細い薪は割り箸くらいのイメージでOKです。
キャンプ場で売っている束はたいてい太い薪が中心なので、細い薪は自分で用意するか、鉈で割ってから使うのが確実です。「焚き付け用」と書かれた細い薪をホームセンターで買っておくのもおすすめです。
コツ② 着火剤は「絶対に使う」
「着火剤なんて甘え」みたいな空気、たまに感じますが、無視してください。初心者は着火剤で成功体験を積むのが正解です。市販の白いブロックタイプは、5〜10分燃え続けて、その間に細い薪へ火を移してくれます。
1回の着火に1〜2個を目安に使います。ケチっても得はしないので、たっぷり使いましょう。着火剤がないときは、新聞紙をぎゅっと丸めたものでも代用できます。1枚を握りつぶして5個ほど用意しておくと安心です。
コツ③ 井桁(いげた)組みで空気の通り道を作る
焚き火台の真ん中に着火剤を置き、その周りに細い薪を「井」の字型に組みます。空気の通り道ができて、火が育ちやすくなります。「ぎゅうぎゅうに詰めない」がポイントです。
- 焚き火台の中央に着火剤を1〜2個置く
- 細い薪を2本並べる(間隔は握りこぶし1つぶん)
- 直角に細い薪を2本のせる(井の字1段目完成)
- 同じように2〜3段積み上げる
- その上に中サイズの薪を2〜3本のせる
コツ④ 太い薪は「熾火ができてから」入れる
細い薪が完全に燃えて、赤い熾火(おきび)ができるまで、太い薪は入れません。太い薪は熾火の熱でじっくり燃えるものです。焦って早く入れると、火が「窒息」します。
私は最初、燃え始めた瞬間に太い薪を投入して火を殺しました。あの絶望感、今も覚えています。焦らないことが、いちばん大事です。
コツ⑤ 火は「観察」しながら育てる
着火したあと、しばらくは焚き火台のそばで観察してください。空気を送ったり、薪の位置を火ばさみで動かしたりと、育てる作業が必要です。「一度着けたら放置」だと、たいてい消えます。
火吹き棒があるとピンポイントで空気を送れて便利です。100均のうちわでも代用できます。子どもと一緒に火を育てる時間は、キャンプの隠れた楽しみです。「上手に育てられた炎」を見ると、お子さんの誇らしげな顔に出会えます。あれは何度見てもいいものです。
おまけ:消火まで含めて計画する
焚き火は、消火までがセットです。寝る1時間前には新しい薪を入れないで、燃え尽きるのを待ちます。残った熾火は火消し壺に入れるか、水をたっぷりかけて完全に消火してから撤収してください。
「まだ大丈夫」と油断すると、朝には周辺の枯れ草に燃え移っている、なんてことも起こり得ます。安全マージンは大きめに取りましょう。
まとめ
失敗しない焚き火のおこし方は、5つ。薪を太さ別に3種類・着火剤を使う・井桁組み・太い薪は熾火ができてから・観察しながら育てる。順番を守れば、初心者でも15分で炎に囲まれます。
焚き火の時間は、キャンプ夜の主役です。パチパチとはぜる音、揺れる炎、ゆっくり流れる時間。あなたの次のキャンプが、あたたかい炎に包まれた1日になりますように。じゃあまた。

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