雨キャンプの対策・基本編|出発前・設営・撤収でやることリスト

キャンプスタイル・季節

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管理人です。雨キャンプは最初からポジティブに構えなくていいです。「雨でも楽しい」という境地に達するには経験が必要で、最初は普通に大変です。ただ、準備をしていれば雨でもなんとかなる、ということはお伝えできます。今回は雨のキャンプで知っておくべき基本を、出発前から帰宅後まで順番に整理します。雨の日の準備は、できそうなところから1つずつで十分です。


出かける前にやること

① 天気予報をちゃんと確認する

雨の量、風の強さ、雷の有無まで確認してください。「小雨なら行く、大雨や雷なら中止」という線引きをあらかじめ決めておくと判断が楽です。

具体的な目安を書いておきます。数字があると迷いません。

  • 降水量1〜3mm/h……小雨。タープがあれば問題なく過ごせます。
  • 降水量5mm/h前後……そこそこ降ります。設営と撤収がつらくなるライン。
  • 降水量10mm/h以上……本降り。初心者は見送りを勧めます。
  • 風速5m/s以上……タープが煽られます。雨より風のほうが危険です。
  • 雷注意報が出ている……中止一択。判断の余地はありません。

川近くのキャンプ場は上流で雨が降ると増水します。自分のいる場所が晴れていても水位が上がることがあるので、雨が心配なときは川から離れた場所を選んでください。川遊びを予定している場合は子どもと川遊びの準備と持ち物リストもあわせてどうぞ。

② タープとレインウェアを準備する

雨のキャンプで一番頼りになるのがタープです。大きな布を屋根のように張って、その下で調理・食事のスペースを作ります。これがあるかないかで快適さが全然違います。

レインウェアは上下セパレートのものがいいです。傘は両手がふさがるので設営や撤収で困ります。長靴もあるとぬかるんだ地面が楽になります。

雨の日に効く道具は雨の日キャンプの便利グッズ5選にまとめてあります。

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③ 「濡れ物袋」を先に用意しておく

これは出発前にやっておくと、帰りが本当に楽になります。

  • 大きめのゴミ袋を5〜6枚……濡れたテント・タープ・タオルを入れる用
  • タオルを普段の倍……拭くものが足りなくなるのが雨キャンプです
  • 着替えを1セット多め……子どもは必ず濡らします。必ずです
  • 新聞紙を数日分……靴に詰めると水を吸ってくれます

ほかの持ち物は忘れがちアイテム10選で確認してください。


設営のときにやること

④ 水はけのいい場所を選ぶ

くぼ地や周りより低い場所は水が集まるので避けてください。少し高くて、平らで、水はけのいい場所を選ぶのが基本です。この場所選びだけで、夜にテントの下が水浸しになる事態をかなり防げます。

見分け方のコツを書いておきます。

  • 地面に苔が生えている……常に湿っている証拠。避けます。
  • 草がまばらに禿げている……人が通って踏み固められた場所。水がたまりやすい。
  • 砂利サイトがあるなら砂利……雨の日は芝より圧倒的に快適です。

⑤ タープを先、テントを後。この順番だけは守る

テントを張る前に地面にグランドシートを敷いてください。地面からの水の染み込みを防いでくれます。

そして順番はタープが先です。タープを張ってからその下でテントを設営すると、テント本体を濡らさずに組み立てられます。逆にすると、テントの内側が濡れた状態で寝ることになります。これは一晩まるごと不快になるので、この順番だけは覚えて帰ってください。

もうひとつ。タープは片側を低く張ると水が一方向に流れて溜まりません。四隅を同じ高さにすると、中央に水がたまって重みで落ちてきます。落ちてきます、ほんとうに。

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雨の日、子どもをどう過ごさせるか

ここが雨キャンプの本当の山場です。道具の話より、こっちのほうが親にはこたえます。

雨だと外で走り回れません。子どもはタープの下に閉じ込められた状態になり、30分で「ひまー」が始まります。対策を3つ挙げます。

  • 雨の日専用の遊びを持っていく……トランプ、UNO、小さいホワイトボード。かさばらないのに効きます。焚き火を囲んで楽しむゲーム集の道具なしの遊びは、タープの下でもそのまま使えます。
  • 料理を手伝わせる……時間が潰れて、しかも褒められる。雨の日は調理を「作業」ではなく「イベント」にしてしまうのが得策です。ホットサンドメーカーのレシピあたりが向いています。
  • いっそ長靴で水たまりに行かせる……着替えがあるなら、これがいちばん喜びます。汚れる前提で行けば、雨は子どもにとってご褒美になります。

あと、雨音は意外と良いものです。タープを叩く音を聞きながら温かいものを飲む時間は、晴れの日には味わえません。子どもが寝たあとの30分くらいは、雨でよかったと思えます。思えるといいなと思っています。


撤収と、帰ってからやること

⑥ 撤収は「テントが先、タープが最後」

設営と逆です。タープを最後まで残すと、荷物をまとめる作業を屋根の下でできます。タープを先にたたむと、残りの作業が全部雨ざらしになります。

濡れたテントはその場で畳んで、ゴミ袋に入れてしまって構いません。きれいに畳もうとしないでください。どうせ帰って干すので、現地では「袋に押し込む」で正解です。ここで完璧を目指すと、雨の中で30分無駄にします。

⑦ 濡れた道具はしっかり乾かす

濡れたテントをそのまましまうとカビと臭いの原因になります。帰ったら天気のいい日にテントとタープを広げて、完全に乾かしてから片付けてください。

乾かし方のポイントです。

  • 帰宅当日か翌日には広げる……濡れたまま2〜3日置くとカビます。ここが期限です。
  • 裏面と縫い目を重点的に……表は乾いていても、裏が湿っていることがよくあります。
  • ペグとポールも拭く……金属部分はサビます。泥を落として乾いた布で拭くだけでもちがいます。
  • 場所がなければコインランドリーの乾燥機ではなく、浴室乾燥やベランダで……高温はテントの防水コーティングを傷めます。

一番大事なこと

雷が鳴っていたり、大雨・強風の警報が出ているときは、迷わず中止か早めの撤収を選んでください。

「せっかく来たのに」という気持ちはわかります。予約も取ったし、子どもも楽しみにしていた。でも次の機会はあります。安全を最優先にするのが、キャンプを長く続けられる人の共通点です。

撤収の判断で気まずくならないよう、キャンプ場でのふるまいはキャンプ場の基本マナー7つも見ておくと安心です。

雨は避けられませんが、準備は選べます。準備さえしておけば、雨の日も「まあ、こんな日もある」で済みます。じゃあまた。

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