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管理人です。秋キャンプの楽しみは、空気と紅葉と、ごはん。とくにごはんは、子どもの記憶にがっつり残ります。「あのときキャンプで食べたあれ、美味しかったよね」って大人になってからも言うんですよ。私もそうでした。両親には特別な料理を作ってもらった記憶はなく、ホイル焼きのじゃがいも一個で十分でした。
焚き火で作るキャンプ飯は、特別な道具がいりません。アルミホイルと網があれば、だいたいの料理ができます。「ちゃんとした料理を作らなきゃ」と気負わなくていい、というのも、子連れキャンプの嬉しいポイントです。
焚き火調理の道具をそろえたい方は焚き火ギア名品7選もあわせてどうぞ。
今回は、秋キャンプで子どもが喜ぶ「焚き火で作れる簡単レシピ」を5つ、材料と手順を丁寧にご紹介します。読み終わるころには、次のキャンプで作りたい料理が決まっているはずです。
焚き火飯の前に、これだけ押さえる
最低限の道具
- 焚き火台 or BBQコンロ
- 網(焚き火台付属でもOK)
- アルミホイル
- 火ばさみ・耐熱グローブ
- 金属串(30〜40cmが使いやすい)
- スキレットや鍋(あれば嬉しい)
「もっといろいろ要るんじゃないですか?」と思うかもしれませんが、これだけで5レシピ作れます。荷物が少ないって、それだけで気持ちが軽くなりますよ。
火加減はひとつだけ覚える
焚き火飯の火加減は、「炎」より「熾火(おきび)」が基本。薪が燃え尽きて赤く光っている状態が、いちばん安定して焼けます。「ガンガン燃えているところに鍋を置いたら、外だけ焦げて中は生」という失敗、私は何度もやりました。学習しない人間の例として参考にしてください。
子どもが喜ぶ焚き火飯レシピ5選
① じゃがバター(ホイル焼き)
材料(4人分):じゃがいも4個/バター20g/塩少々/アルミホイル
- じゃがいもをよく洗って、皮つきのまま濡れた布巾やキッチンペーパーで包み、その上からアルミホイルで二重に包みます
- 焚き火の熾火の中にじゃがいもを入れます
- 15分ほどしたら火ばさみで上下を返し、さらに10〜15分加熱します
- 竹串がスッと通れば取り出し、上下に十字の切れ目を入れます
- 切れ目にバターと塩をのせて完成です
サツマイモやとうもろこしも同じ方法でいけます。秋はサツマイモの季節なので、ぜひ一緒に焼いてみてください。皮の少し焦げた香りが秋の風と相性抜群です。
② 串焼きソーセージ&ベーコン
材料(4人分):ソーセージ8本/厚切りベーコン200g/パプリカ1個/玉ねぎ1個/金属串4〜6本/塩・こしょう少々
- ソーセージに斜めの切れ目を数か所入れます。ベーコンは3〜4cm幅に切ります
- パプリカ・玉ねぎも一口大に切ります
- 金属串に、ソーセージ→パプリカ→ベーコン→玉ねぎ→ソーセージの順で交互に刺します
- 網の上に置いて中火(熾火の上)で片面2〜3分ずつ焼きます
- 表面にこんがり焦げ目がつき、ソーセージが割れ目からジューシーな汁を出しはじめたら完成
子どもが「自分で持って焼く」のも楽しい体験です。ただし熱いので、お子さんの分の耐熱グローブも忘れずに。野菜も一緒に焼くと、野菜嫌いのお子さんも不思議と食べてくれます。焚き火マジック、というやつです。
③ 焼きおにぎり
材料(4人分):ごはん茶碗4杯分/醤油大さじ2/みりん大さじ1/ハケ
- ごはんを軽く塩を入れて三角形or丸形に握ります(1個100g目安)
- 醤油とみりんを1:0.5で混ぜて、タレを作ります
- 網の上にアルミホイルを敷き、その上におにぎりを並べて中火で焼きます
- 片面がカリッと固まったら(2〜3分)、ハケでタレを塗って裏返します
- 両面にタレを塗りながら、香ばしい焼き色がつくまで焼いて完成
味噌を塗ってもおいしいです。「醤油と味噌、どっちにする?」とお子さんに選ばせると、それだけで盛り上がります。子どもは選ばせるとテンションが上がる、これは経験則です。
④ アヒージョ(スキレット使用)
材料(4人分):エビ10尾/マッシュルーム6個/ブロッコリー1/4株/にんにく2片/オリーブオイル200ml/鷹の爪1本/塩少々/バゲット1本
- エビは殻付きなら背わたを取ります。にんにくは薄切り、ブロッコリーは小房に分けます
- スキレットにオリーブオイル、にんにく、種を取った鷹の爪を入れて弱火にかけます
- にんにくの香りが立って、うっすら色づいたらエビ・マッシュルーム・ブロッコリーを入れます
- 塩を軽くふって、中火で5〜7分ほど加熱します
- エビがピンク色になり、オイルがふつふつしたら完成。バゲットを浸して食べます
具材は家で下処理して袋に小分けにしておくと、現地で迷いません。鍋ひとつで主役級の料理になるので、写真映えもばっちりです。
⑤ 焼きマシュマロ&スモア
材料(4人分):マシュマロ8個/板チョコ1枚/ビスケット(グラハムクラッカーやマリー)16枚/長めの金属串4本
- 板チョコを割って、ビスケット8枚にのせておきます
- マシュマロを串に刺して、焚き火の炎の外側で、じっくり回しながら炙ります
- 表面がきつね色にふくらんで、中がとろっとなったら火から外します
- チョコの上にマシュマロをのせて、もう1枚のビスケットで挟みます
- ビスケットを軽く押してチョコを溶かしたら完成です
子どもがべたべたになりますが、それも含めて思い出になります。「マシュマロが焦げるのに集中する子ども」を見たことありますか。見ると毎回ほっこりします。たしか……前にも同じことを書いた気がしますが、何回見てもほっこりするんで仕方ない。
スキレットや焚き火用の網、ぜひひとつあると料理の幅がぐっと広がります。
まとめ
秋の焚き火で作る簡単レシピ5選でした。手順を書き出すと丁寧に見えますが、やってみると全部シンプル。お子さんと一緒に楽しめます。
お子さんに「ひとつだけ係をお願いする」のもおすすめ。マシュマロ係、おにぎり係、串まわし係、なんでも。「役割があった」という体験が、その日の主役の気持ちにつながります。
料理の出来栄えより、「外で家族と食べた」という体験そのものが、子どもの記憶に残ります。味の記憶以上に、その時間の空気が残るんです。気軽に試してみてください。じゃあまた。


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