【夏キャンプでの星空観察入門】子どもと一緒に楽しむ夜の過ごし方

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管理人です。夏のキャンプで一番得してるなと思う瞬間、何だと思いますか。バーベキューでもなく、川遊びでもなく、私は「夜の星空」だと思ってます。都会に住んでると、星ってほとんど見えないじゃないですか。あっても数個。でもキャンプ場の夜空って、種類が違う。「え、こんなに星ってあったの」ってなる。子どもの頃に感じたやつが、大人になってからも普通に来るんですよ。感動って消費期限がないんですね。

ただ、「星を見よう」と思って何も準備せずに夜を迎えると、「暗いね」で終わることがあります。せっかく星がきれいな場所にいるのに、見方がわからなくて損をする。今回はそういう「もったいない夜」をなくすために、子どもと一緒に楽しめる星空観察の入門をまとめました。難しいことは一切ないです。難しくしようとする気もないです。


なぜキャンプの星空はあんなにきれいなのか

単純な話です。「光が少ないから」です。都会は街灯、看板、ビルの明かりで夜空が明るい。光が邪魔して星が見えなくなってる状態を「光害」と言います。キャンプ場は街から離れているぶん、この光害が少ない。だから星が見える。

それだけです。特別な気象条件があるわけじゃないし、夏だから星が増えるわけでもない。ただ「暗い場所にいる」だけで、あの景色が見られる。人間の目ってすごいですよ、暗い場所に慣れると普通に数千個の星が見えるようになる。「暗順応」というやつです。目が慣れるのに15〜20分かかるので、外に出てすぐ「星が見えない」と言わないでください。まだ慣れてないだけです。


星空観察を始める前に準備すること

「準備といっても大げさな話じゃないです」というのが前提ですが、これだけあると楽しさが全然違います。

① 赤色ライトを用意する

普通の白いライトを使うと、目が光に慣れてしまって星が見えにくくなります。赤色光は目の暗順応を妨げにくいので、星空観察中の手元の明かりには赤いライトが向いてます。専用のヘッドライトを買わなくても、スマホのライトを赤いセロファンで覆うだけでも代用できます。100円ショップで売ってます。費用ゼロ円に近い準備です。

② レジャーシートかチェアを出す

星空観察は「上を向き続ける」行為なので、立ったまま見ると首が死にます。地面にレジャーシートを敷いて横になるか、リクライニングできるチェアがあると最高です。家族みんなで横になって夜空を見上げる。それだけで映画のワンシーンみたいになります。誰も撮ってないですけど。

③ 星座アプリを入れておく

スマホを空にかざすと星座や惑星の名前が表示されるアプリが無料でいくつかあります。「Star Walk」「stellarium」あたりが使いやすいです。これがあると「あの明るいやつは何?」という子どもの質問に即答できます。即答できると親の株が上がります。一時的に。

ただしアプリを使うときは画面の明るさを最低にしてください。明るい画面を見ると目が慣れなくなります。設定で暗くしてから使うと、星を見ながらアプリも使えます。

④ 防寒着を持っていく

夏でも夜のキャンプ場は思ったより冷えます。特に標高が高い場所だと、昼との気温差が10度以上になることもある。寒くなると星を見る気がなくなります。人間ってそういうもので、快適じゃないと楽しめない。薄手のフリースか長袖一枚、持っていくだけで全然違います。


夏の夜空で見つけやすい星・星座

全部覚えようとしなくていいです。覚えようとすると楽しくなくなります。まずこれだけわかれば、子どもと一緒に十分楽しめます。

夏の大三角

夏の夜空の定番中の定番です。「ベガ」「アルタイル」「デネブ」という3つの明るい星を結んだ三角形で、夏の夜空を見上げると頭の上あたりに見えます。3つとも非常に明るいので、星座が全然わからない人でも「あ、あの三角形か」ってなります。七夕のベガとアルタイルが織姫・彦星です。子どもにそう言うと「へえ」ってなります。一回は。

さそり座

南の空に赤っぽい明るい星(アンタレス)を中心に、S字に星が並んでいるのがさそり座です。さそりの形に見える星座の中では、日本から見てもわかりやすい方です。「あれがさそり座だよ」と言うと子どもが喜びます。「毒があるの?」と聞いてくる子がだいたいいます。ないです、星なので。

天の川

条件がよければ天の川が見えます。白くぼんやりとした帯が夜空を横切っているやつです。光害が少ない山のキャンプ場なら、肉眼でもはっきり見えることがある。初めて見た子どもの反応はだいたい「え、あれが天の川?」という半信半疑な顔です。そうです、あれが天の川です。宇宙ってスケールがおかしい。


子どもと一緒に楽しむ「星空ゲーム」

「ただ眺めるだけ」だと小さい子はすぐ飽きます。ゲーム要素を入れると長持ちします。難しいことは何もないです。

流れ星を先に見つけた人が勝ち

夏は流星群が多い季節です。ペルセウス座流星群(8月中旬)は特に有名で、条件がよければ1時間に数十個見えることもある。「先に見つけた人が勝ち」にすると、子どもが真剣に空を見ます。大人も真剣になります。流れ星って、見ようとしてると来ない、油断してると来るという謎の性質がある。気のせいですけど、そう感じます。

星を使って絵を描く

星座の形を覚えなくていいです。「あの星とあの星を結ぶとどんな形になる?」と子どもに聞くと、好き勝手に絵を描き始めます。「恐竜座」「ロケット座」「パン座」などが生まれます。間違いじゃないです、自由です。昔の人が星に名前をつけたのと、やってることは同じです。

人工衛星を探す

夜空をゆっくり動いている光の点が時々見えます。飛行機は点滅しますが、人工衛星は点滅しません。ゆっくり一定速度で動く光が人工衛星です。「宇宙ステーションかもしれない」と言うとテンションが上がります。実際にISSが見える時間帯はJAXAのサイトで調べられます。その時間に空を見ると、高確率で「あった!」ってなります。


星空観察に向いているキャンプ場の条件

どのキャンプ場でも同じかというと、そうではないです。より星がきれいに見える場所の条件があります。

  • 標高が高い 高いほど大気が薄く、星がはっきり見えます。標高1,000m以上のキャンプ場は星空観察に向いてることが多い
  • 周辺に街灯が少ない 山の中や農村部のキャンプ場は光害が少ないです。予約前に口コミで「星がきれい」と書かれているか確認するだけでも目安になります
  • 月齢を確認する 満月の夜は月明かりが強くて星が見えにくくなります。新月前後の週が一番星がきれいに見えます。キャンプの日程を月齢に合わせて決めると、確率が上がります
  • 天気が良い日を選ぶ 当然ですが、雲があると見えません。天気予報で「晴れ・湿度が低い」日を狙うと、透明度が高くてきれいに見えます

まとめ

夏のキャンプで星を見るのに、特別な知識も高価な道具もいりません。赤いライトと星座アプリとレジャーシートがあれば、あとは暗い場所で上を向くだけです。目が慣れてくると、見たことがない数の星が出てきます。子どもが「うわあ」って言います。大人も心の中で「うわあ」ってなります。それだけで十分いい夜です。

星を見ながら「宇宙ってどのくらい広いの?」という話になることがあります。説明しようとしてもうまく説明できないです。でも「めちゃくちゃ広い」ということはわかる。それでいいと思います。わからないことをわからないまま眺めるのも、キャンプの夜の楽しみ方のひとつです。じゃあまた。

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