管理人です。子連れキャンプでよく聞かれるんですよ、「川沿いと湖沿い、どっちがいいですか」って。答えはですね、「どっちもいい」です。以上です。……で終わると記事にならないので、ちゃんと説明します。
実際のところ、川と湖では子どもの楽しみ方も、親の気の使い方も、けっこう違います。「なんとなく水辺がいい」で選ぶと、現地で「あ、これは想定と違った」ってなることがある。それを事前に防ぎましょう、というのが今回の趣旨です。
川沿いキャンプ場の特徴
まず川から。川沿いのキャンプ場の一番の魅力は、子どもが水遊びに入りやすいことです。浅瀬があれば膝くらいまで入って、石をひっくり返してカニを探す。これが夏のキャンプで子どもが一番テンションあがる遊びのひとつです。大人もだいたいテンションあがります。カニって見つけると嬉しいんですよ、なぜか。
川沿いキャンプ場のいいところ
- 浅瀬で水遊びができる 川は場所によって深さが違うので、浅いところを選べば小さい子でも安全に遊べます
- 川の音が気持ちいい テントの中でサラサラという川の音を聞きながら寝るのは、普通に最高です。睡眠の質が上がります、たぶん
- 魚釣りができる 管理釣り場になっているキャンプ場も多く、子どもでも釣りを楽しめます。釣れなくても釣りは楽しい。なぜかはわかりません
- 気温が比較的涼しい 川沿いは風が通りやすく、夏でも思ったより涼しいことが多いです
川沿いキャンプ場の注意点
- 増水に注意 上流で雨が降ると、現地が晴れていても急に増水することがあります。天気予報は現地だけじゃなく上流域も確認する癖をつけてください。これ、本当に大事です
- 流れのある場所は危険 流れが速い場所には子どもを絶対に入れないこと。浅くても流れが強いと足をとられます
- 虫が多め 川沿いは水があるぶん、虫が多いです。特に夕方から夜にかけて蚊が増える。虫よけは必須です
- 川の音がうるさく感じることも 「川の音が気持ちいい」と書きましたが、川の大きさによっては轟音です。熟睡できない人がいます。私の妻がそうでした
湖沿いキャンプ場の特徴
次に湖です。湖沿いのキャンプ場の一番の特徴は、景色が圧倒的にいいことです。朝、テントから出たら湖面がキラキラしている。それだけで「来てよかった」ってなります。景色ってすごいですよ、一瞬でテンションを変える力がある。何もしてないのに感動する。これ、キャンプの醍醐味のひとつです。
湖沿いキャンプ場のいいところ
- 景色が最高 湖面の反射、朝霧、夕焼け。写真を撮ると全部いい感じに撮れます。カメラを持っていくと後悔しないです
- 水が穏やか 流れがないので、川より水遊びのリスクが低い。岸辺で石を投げて水切りをするだけでも子どもは喜びます。大人も喜びます
- カヌーや釣りが楽しめる レンタルカヌーやボートがあるキャンプ場が多く、水上からの景色も楽しめます。子どもが大騒ぎするほど喜びます
- 静かで落ち着いた雰囲気 川のような水音がないので全体的に静かです。夜は星がきれいに見えることも多い
湖沿いキャンプ場の注意点
- 水深が急に深くなる 湖は岸からすぐ深くなる場所があります。川の浅瀬と違い、一歩間違えると急に足がつかなくなる。子どもから目を離さないこと、絶対に
- 水が冷たいことが多い 特に標高が高い湖は水温が低いです。夏でも長時間入ると体が冷えます。ライフジャケットと合わせて体温管理も意識してください
- 風が強い日がある 湖は遮るものが少ないので、風が吹くと体感温度がぐっと下がります。上着は必ず持っていくこと
- 人気のキャンプ場は予約が取りにくい 景色がいい湖沿いのキャンプ場は人気が高く、週末はすぐ埋まります。早めに予約を入れてください
結局、子連れにはどっちがおすすめ?
正直に言います。子どもの年齢と目的によって変わります。「どっちかひとつ選べ」と言われると困るんですが、目安としてはこんな感じです。
川沿いがおすすめなのはこんな家族
- 未就学児〜小学校低学年の子どもがいる
- とにかく水遊びをさせたい
- 川の音やせせらぎを楽しみたい
- 釣りや生き物探しをしたい
湖沿いがおすすめなのはこんな家族
- 小学校中学年以上の子どもがいる
- カヌーやボートなどのアクティビティを楽しみたい
- 景色重視、写真をたくさん撮りたい
- 静かでゆったりした時間を過ごしたい
小さい子は「浅くて入りやすい川」の方が遊びやすいです。湖は水深が読みにくいので、泳げない子には川の方が安心です。一方で小学校中学年以上になると、カヌーやボートの操作を自分でやりたがる年齢になってくる。そういう時期には湖の方が体験の幅が広い。
どちらを選んでも、水辺では子どもから目を離さないことだけは絶対に守ってください。これだけはユーモアなしで言います。ライフジャケットも積んでいってください。使わなければそれでいい。使わないために持っていくものです。
両方に共通する「持ち物」チェック
川でも湖でも、水辺のキャンプで共通して必要なものをまとめておきます。忘れると現地でしんどくなるやつです。
- ライフジャケット(子ども用・大人用)
- 水遊び用のサンダル(川底は滑りやすい)
- 着替え一式(多めに。必ずびしょびしょになる)
- タオル(大きめを人数分)
- 日焼け止め(水に強いウォータープルーフタイプ)
- 虫よけスプレー
- 救急セット(絆創膏は多めに)
着替えは「多すぎるかな」と思うくらい持っていってください。子どもは必ずびしょびしょになります。断言できます。乾いた服が足りなくなった夕方のキャンプ場の雰囲気、想像してみてください。全員が不機嫌になります。
まとめ
川沿いは「水遊び・生き物探し・涼しさ」、湖沿いは「景色・静けさ・アクティビティ」。小さい子には川、ある程度大きくなったら湖、というのがざっくりした目安です。どちらを選んでも、水辺のキャンプは子どもの記憶に強く残ります。「あのキャンプで川でカニ捕まえた」「湖でカヌーに乗った」、そういう記憶って大人になっても消えないんですよ。
安全だけ守れば、あとは適当にやっても楽しいです。キャンプってそういうもんです。じゃあまた。

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