焚き火を囲んで子どもと楽しむアウトドアゲーム集|待ち時間が退屈にならない秋冬キャンプの過ごし方

キャンプスタイル・季節

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています。

管理人です。秋冬キャンプの最大の敵は、寒さではありません。「間(ま)」です。

16時半には暗くなる。夕食を食べ終わっても、まだ19時。寝るには早い。そして子どもが言うわけです。「ひまー」。この一言で、親の心が静かに折れる。焚き火を眺めて悦に入っているのは大人だけで、子どもは10分で飽きます。火をぼんやり眺めて2時間過ごせるのは、けっこうな高等技術なんです。

そこで今回は、焚き火を囲んでできる遊びを集めました。ポイントは道具がほとんど要らないこと。荷物を増やさずに、あの「間」を埋めます。まあ、読んでください。


遊びを選ぶ前に:焚き火のまわりの約束

盛り上がる前に、ここだけ先に決めておいてください。あとで揉めません。

  • 火のまわりでは走らない、立ち上がらない。座ったままできる遊びを選ぶのが、いちばん安全です。
  • 大きな声を出す遊びは、消灯時間まで。21時を過ぎたら静かなものに切り替えます。
  • 暗い場所に行く遊びはしない。他のサイトに入り込む事故のもとです。

この記事で紹介する遊びは、ほぼ全部「座ったまま」「声の大きさを選べる」ものにしてあります。安心してください。マナー全般はキャンプ場の基本マナー7つにまとめています。


【5分】ちょっとした待ち時間に

お湯が沸くまで、焼き芋が焼けるまで。この短い時間を埋めるやつです。

① 火の形あてゲーム

焚き火の炎を見て、「いま、何に見えた?」と言い合うだけ。犬に見えた、恐竜に見えた、おじいちゃんに見えた。それだけです。

雲を見て動物を探すやつの、焚き火版ですね。道具ゼロ、準備ゼロ、危険ゼロ。そして炎は一瞬で形が変わるので、正解がありません。正解がない遊びは、揉めないんです。ここ、地味に重要です。

② 音あてゲーム

全員でしゃべるのをやめて、30秒だけ黙る。そして「何の音が聞こえた?」と聞き合います。

薪がはぜる音、風の音、遠くの車、鳥、他のサイトの笑い声。都会だと絶対にやらない「黙って耳を澄ます」という行為が、キャンプ場だと成立します。子どもが意外な音を拾ってくるので、大人も面白い。

おまけに、この遊びをやるとその場が静かになります。騒がしくなってきたときの鎮静剤としても優秀です。ずるい使い方ですが、有効です。

ポイントまとめ

  • 短い待ち時間は「見る・聞く」系の遊びで埋まる
  • 正解のない遊びは、勝ち負けで揉めないので安全
  • 音あては、うるさくなった場を静める道具にもなる

【15〜30分】夕食後の、いちばん長い時間に

ここが本番です。食べ終わって、寝るまでの空白。

③ 焚き火しりとり(テーマ付き)

ただのしりとりだと3分で飽きるので、テーマを決めます。「キャンプで見たもの」「今日食べたもの」「動物だけ」。制限があるほど盛り上がります。

大人はハンデとして「3秒以内」にすると、いい勝負になります。小さい子がいる場合は、答えられなかったら親が助けていい、というルールにしておくと泣きません。勝ち負けを緩くしておくのが、家族の遊びのコツです。

④ 「もしも」の話

「もしも無人島に3つだけ持っていけるなら?」「もしも動物になれるなら?」「もしも今日のキャンプに1個だけ道具を追加できるなら?」

順番に答えるだけなんですが、これが異様に子どもの本音が出ます。普段の会話では出てこない話が出てくる。親が「へえ、そんなこと考えてたのか」となる瞬間があって、その一言のために焚き火代を払ってもいいくらいです。

大人も真面目に答えてください。ふざけて流すと、子どもも適当に答えます。

⑤ 一人一文の物語リレー

「昔むかし、あるところに」から始めて、一人ずつ一文だけ足していきます。「おじいさんがいました」「おじいさんはキャンプが好きでした」「でも火がつけられませんでした」……という具合に。

だいたい途中でめちゃくちゃになります。それでいいんです。むしろ、おかしな方向に転がったときがいちばん笑えます。オチをつける必要もありません。眠くなったら終わりです。

⑥ 焚き火の当番制

これは遊びというより、仕事を遊びにする技です。「次に薪をくべる人」を順番に決める。それだけで、子どもが火から目を離さなくなります。

自分の番が来るのを待っている間、ずっと火を見ているんですよ。つまり焚き火を「見せる」のではなく「任せる」と、子どもは飽きない。これは発見でした。もちろん革のグローブを渡して、大人が横についた状態でやってください。

火の扱いに慣れていない方は焚き火のおこし方を、道具はファイアグリルの5年使用レビューをどうぞ。

ポイントまとめ

  • しりとりは「テーマ付き」にすると飽きにくい
  • 「もしも」の質問は、子どもの本音が出る当たり枠
  • 焚き火は見せるより「任せる」と、子どもが飽きない

【道具が少しあるなら】荷物に入れておくと強いもの

かさばらないのに、効果が大きいものだけ挙げます。

  • トランプ・UNO……定番ですが、風で飛びます。テーブルに置くなら重しを用意してください。ランタンの明かりで充分やれます。
  • 小さいホワイトボード……お絵かき伝言ゲームができます。紙と違って風で飛ばず、濡れても平気。100円ショップのもので充分です。
  • 光る小物(LEDブレスレットなど)……子どもに持たせると、暗い中でも居場所が分かります。遊びと安全対策を兼ねられる、いちばん賢い荷物です。

ランタンについては、パネルが分割できるタイプが遊びと相性がいいです。1枚を子どもに渡して手元灯にできるので、遊ぶ範囲が広がります。詳しくは分割ランタンの実機レビューに書きました。


秋冬ならではの注意:寒くなったら即終了

遊びに夢中になっていると、子どもは寒さを訴えません。大人が気づいてあげる必要があります。

判断は簡単で、子どもの背中や首の後ろに手を入れてみる。ひんやりしていたら、遊びを切り上げて温めてください。手足の冷たさは当てになりません。子どもの手足はもともと冷たいものです。

それと、座りっぱなしの遊びは体が冷えます。焚き火の前でも、背中側は普通に寒い。ブランケットを1枚多めに持っていってください。着るものの考え方はレイヤリング実践編にまとめています。

盛り上がっている最中に切り上げるのは勇気が要りますが、「楽しかった」で終わらせるほうが、次につながります。限界まで遊ばせて風邪をひかせると、次のキャンプの許可が下りません。経験者は語る。

ポイントまとめ

  • 子どもは遊びに夢中だと寒さを言わない。背中で確認する
  • 座りっぱなしは冷える。ブランケットを1枚多めに
  • 盛り上がりの途中で切り上げるほうが、次につながる

まとめ

秋冬キャンプの「間」を埋める遊びは、道具がなくてもなんとかなります。

  • 5分なら火の形あて・音あて
  • 15〜30分ならテーマ付きしりとり・もしもの話・物語リレー
  • そして焚き火の当番制。火は見せるより任せる
  • 寒くなったら即終了。判断は背中の温度

もっと季節のイベント性を出したいならハロウィンキャンプのアイデア集、夜空で遊ぶなら星空観察入門、食べながら間をつなぐなら焚き火おやつ7選もどうぞ。焼き芋は60〜90分かかるので、その待ち時間こそ、この記事の遊びの出番です。

ちなみに、いちばん盛り上がる遊びは毎回違います。前回ウケたものが今回スベることも普通にあります。手札は多いほうがいい。そういう記事でした。じゃあまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました