管理人です。「ダッチオーブンって、なんか難しそう」と思っていた時期が私にもありました。今はもう普通に使ってます。人間、慣れれば何とかなります。とはいえ最初は「重いし高いし手入れも面倒そう」で、購入までに1年迷いました。1年って、なかなかの迷いっぷりです。
結論から言うと、ダッチオーブンは初心者にこそおすすめの調理道具です。「難しそう」の正体は、慣れれば消えます。買ってよかったキャンプ道具ランキング、私の中では上位です。
今回は、初心者ファミリー向けに「ダッチオーブンの選び方と、失敗しないキャンプ飯レシピ5選」をご紹介します。読み終わるころには、「よし、次のキャンプで使ってみるか」と思っているはずです。たぶん。
ダッチオーブンを選ぶ前に、知っておく3つ
サイズ:ファミリーなら10インチ
家族4人分の料理を作るなら、10インチ(直径約25cm)が標準サイズ。「もう少し大きめでも」と思うかもしれませんが、大きくなるほど重くなります。私は12インチを買って、初日で腰をやりました。10インチで十分です。
素材:初心者は「黒皮鉄」か「鋳鉄」
- 鋳鉄:定番、蓄熱性が高い、シーズニング必要
- 黒皮鉄:軽め、扱いやすい、シーズニング簡単
- ステンレス:お手入れ楽、価格やや高め
初心者ファミリーには、シーズニングがラクな「黒皮鉄」がとっつきやすいです。「シーズニングって何?」と思った方、次でご説明します。
ちなみに、鋳鉄タイプは家のガス台でも使えるので、キャンプ以外の日にも活躍できます。「せっかく買うならたくさん使いたい」派のご家庭は鋳鉄も候補にどうぞ。
シーズニング:使い始めの儀式
シーズニングは、鍋の表面に油を塗って焼き込む作業。錆止めと、焦げ付き防止のためにやります。「儀式」というと大げさに聞こえますが、慣れれば30分の作業です。最近はシーズニング不要のモデルも増えていて、初心者はそちらを選ぶのがラクです。
初心者向け ダッチオーブン飯レシピ5選
① ローストチキン(丸鶏)
ダッチオーブンで作るローストチキンは、家では絶対に出せない仕上がりになります。丸鶏に塩とハーブを塗って、下に野菜を敷いて、蓋をして焚き火にかけるだけ。1時間ほどで、皮パリッ、中ジューシーの完成です。子どもが「これキャンプで作ったの?」と目を丸くします。私の記憶ではあれが人生のピークでした。
下に敷く野菜はじゃがいも、にんじん、玉ねぎが定番。鶏の脂を吸ってこれがまたおいしいんです。「主役より野菜の方がおいしい問題」がたまに発生しますが、それも含めて楽しみましょう。
② 無水カレー
野菜と肉から出る水分だけで作るカレー。玉ねぎ、にんじん、トマト、肉を切ってダッチオーブンに入れ、蓋をして弱火で30〜40分。「無水って本当にできるの?」と半信半疑でしたが、できます。びっくりするほど濃厚な味に仕上がります。
ポイントはトマトを多めに入れること。水分もうまみもトマトが担当してくれます。子どもも野菜の甘みで、いつもより食べてくれるはずです。私の家では、いつもの倍おかわりします。
③ パエリア
米、シーフード、鶏肉、サフラン、水を入れて煮るだけの豪華メニュー。フタを開けたときの湯気と香りで、家族から歓声が上がります。「キャンプ場でこれ作れるの?」と隣のサイトからも羨ましがられます。実は工程が簡単、というのが最大の魅力です。
④ 焼きパン(ちぎりパン)
パン生地を家で作って持って行き、ダッチオーブンで焼くだけ。焚き火の熱でじっくり焼くパンは、家のオーブンとは別物です。子どもとちぎりパンにして、キャンプ場の朝食にどうぞ。前日から「明日パンが焼けるよ」と伝えると、子どもの寝つきがよくなるおまけ付きです。
⑤ スペアリブ
豚のスペアリブを、はちみつ醤油やBBQソースに漬け込んで、ダッチオーブンでじっくり煮込むだけ。骨からホロッと外れる柔らかさで、大人も子どももごはん(と飲み物)が進みます。キャンプでの豪華メニューの代表格です。
下味は前日に家で仕込んでおくと、当日はダッチオーブンに入れるだけになります。「現地で作業しない」が、子連れキャンプ料理の最大の裏技です。これは覚えておいて損しません。
まとめ
初心者ファミリーのダッチオーブンは、「10インチ・黒皮鉄」が扱いやすい基本形。慣れてきたら大きなサイズや、シーズニングのいる鋳鉄タイプに挑戦してもいいでしょう。
今回のレシピ5選、ローストチキン・無水カレー・パエリア・ちぎりパン・スペアリブ。どれも手順はシンプルで、失敗しにくいものばかりです。最初の1回は無水カレーあたりが取っつきやすくておすすめです。
ダッチオーブンひとつで、キャンプ飯の質が段違いになります。あなたの次のキャンプが、湯気の立つ本気ごはんで満たされた1日になりますように。じゃあまた。


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