管理人です。夏キャンプの敵、それは暑さと虫です。暑さはまあ、慣れる部分もある。でも虫はそうはいかない。テントの中に蚊が1匹入っただけで、その夜の睡眠は終わりです。子どもが「かゆい、かゆい」って泣き始めると、親もかゆい気がしてきます。気分です。でも全員かゆいことになります。
虫対策は「やる・やらない」で夏キャンプの体験が完全に変わります。何も準備せずに行くと、帰宅後の写真が全員かゆそうな顔になる。それがすべてを物語っています。今回は初心者家族が夏キャンプ前に揃えておくべき虫対策グッズを5つ紹介します。これを読んでから揃えに行ってください。順番が大事です。
そもそも夏キャンプの虫問題ってどのくらい深刻?
軽く見てると痛い目を見るので先に言っておきます。夏のキャンプ場、特に川沿いや森の中は、虫の密度が街とは別次元です。蚊はもちろん、ブヨ(ブユ)という小さい虫がいます。蚊より小さいくせに刺されると蚊より何倍もかゆくなる。腫れる。しかも刺されたことに気づかない。気づいたときにはすでに遅い。
子どもは虫に刺されると大人より反応が出やすいです。腫れ方が派手になることもある。「虫除けしておけばよかった」は毎年夏に大量発生する後悔の言葉です。先に対策を揃えておく。それだけで夏キャンプのクオリティが変わります。
虫対策グッズ5選
① 虫除けスプレー(ディート入りまたはイカリジン)
虫対策の基本中の基本です。虫除けスプレーは「なんとなく持っていく」じゃなくて、「成分を確認して選ぶ」のが正しいです。夏キャンプで有効な成分は主に2種類。ディートとイカリジンです。
ディートは効果が高く、蚊だけでなくブヨやダニにも効きます。ただし子どもへの使用は年齢制限があります。12歳未満は使用回数の制限があるので、パッケージをちゃんと読んでください。「子ども用」と書いてあるものはイカリジン成分が多いです。イカリジンは年齢制限がなく、肌への刺激も比較的少ない。
スプレーは足首、腕、首まわりに重点的に。服の上からでも効果があります。2〜3時間おきに塗り直すのが理想です。汗をかくと流れます。川に入ったあとは必ず塗り直す。これをやるかやらないかで刺される数がぜんぜん違います。
② 蚊取り線香・電池式蚊取り器
テントサイト全体を守るには、エリアをカバーするタイプの虫除けが必要です。蚊取り線香はキャンプの定番ですが、今は電池式の蚊取り器(キャンプ用)も優秀なものがあります。
蚊取り線香のいいところは、においが「キャンプっぽい」こと。あの煙のにおいが、なんか記憶に残るんですよ。子どもが大人になってから「蚊取り線香のにおいでキャンプを思い出す」って言うやつです。ノスタルジーを先に仕込んでおける。コスパの良い情操教育です。
電池式の場合、コードレスで使えるキャンプ向けのものがあります。タープの下や食事スペースに置くと効果的です。煙が出ないので子どもの目に煙が入る心配がない。どちらが良いかは好みですが、両方持っていくのが最強です。
③ 虫除けランタン(UV系)
夜になると光に虫が集まってきます。これはもう自然の摂理なので抗えない。ならば「虫が集まらない光」を使えばいい。UV(紫外線)をカットした光は虫が集まりにくいです。最近のLEDランタンには「虫除けモード」を搭載しているものがあります。
食事の時間、テーブル上に普通の白い光のランタンを置いていると、夕方から夜にかけて虫が寄ってきます。ご飯に虫が入る。「これはたんぱく質だから大丈夫」みたいな強がりを言わないといけなくなる。そうなる前に虫除けモードのランタンを使う。話が早いです。
普段の照明用と虫除けモード用を使い分けるか、最初から虫除け機能付きを選ぶかは予算次第です。1台で両方できるタイプが増えているので、新しく買うなら確認してみてください。
④ 虫除けブレスレット・パッチ(子ども用補助アイテム)
スプレーを嫌がる子どもがいます。においが嫌とか、ベタつくのが嫌とか。気持ちはわかる。そういうときに使えるのが虫除けブレスレットや貼るタイプのパッチです。
効果はスプレーより限定的ですが、「何もしないよりまし」は確実です。子どもに腕や足首に付けさせると、本人も「守られている」感があって虫を怖がりにくくなります。気分の話ですが、子どもにとって気分は大事です。「虫除けブレスレットしてるから大丈夫」って本人が思えれば、キャンプが楽しくなります。
スプレーと組み合わせて使うのが理想です。スプレーが届きにくい首まわりや手首にブレスレット、腕や足にスプレー。という使い方が効率的です。
⑤ かゆみ止め・刺された後のケアグッズ
完璧に予防できれば話は早いですが、夏キャンプで1か所も刺されないのは正直難しいです。刺されることを前提にした準備もしておく。これが現実的な対策です。
かゆみ止めの定番はムヒやキンカンなど市販のもので十分です。子ども用があるので、子どもには子ども用を使ってください。ブヨに刺された場合は腫れが大きくなることがあるので、ステロイド成分入りのかゆみ止めが効果的です。「ムヒアルファEX」のようなステロイド入りを1本持っておくと安心です。
あとはピンセット。テントの外で過ごしているとダニが服についていることがあります。ダニは素手で取るより専用ピンセットで取るのが正しいやり方です。100円ショップでも売ってます。持っていくと「使わなかった」がベストですが、ないと困る場面があります。
虫対策の基本的な考え方
グッズを揃えつつ、行動面でも虫を減らす工夫があります。
- 夕方は長袖・長ズボンを着る 蚊やブヨが活発になる夕方から夜は、肌の露出を減らすのが一番確実な対策です。暑いですが、刺されるよりましです
- 食べ物や飲み物を放置しない ハチやアブは甘いにおいに引き寄せられます。ジュースやスイカを外に出しっぱなしにすると集まってきます。食べ終わったらすぐ片付ける習慣をつける
- テントのジッパーをすぐ閉める 出入りのたびにジッパーを開けっぱなしにしていると、蚊がテントの中に入ります。子どもに徹底させる。難しいですが言い続けるしかないです
- 明るい色の服は避ける ハチは白や明るい色に攻撃しにくく、黒っぽい色に反応しやすいと言われています。キャンプでは白や淡い色の服が無難です
まとめ
夏キャンプの虫対策グッズ、5つ紹介しました。虫除けスプレー、蚊取り線香・電池式蚊取り器、虫除けランタン、子ども用ブレスレット・パッチ、かゆみ止めのケアグッズ。どれも「あればよかった」を「あってよかった」に変えてくれるやつです。
虫対策は地味です。テントやタープみたいに映えない。でも帰宅後の子どもの腕と足が虫刺されだらけじゃなかったとき、「準備してよかった」ってなります。地味な準備が夏キャンプの思い出を守ります。刺されてから後悔するより、刺されないように先に動く。それだけです。じゃあまた。

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