管理人です。秋キャンプの楽しみは、空気と紅葉と、ごはん。とくにごはんは、子どもの記憶にがっつり残ります。「あのときキャンプで食べたあれ、美味しかったよね」って大人になってからも言うんですよ。私もそうでした。両親には特別な料理を作ってもらった記憶はなく、ホイル焼きのじゃがいも一個で十分でした。
焚き火で作るキャンプ飯は、特別な道具がいりません。アルミホイルと網があれば、だいたいの料理ができます。「ちゃんとした料理を作らなきゃ」と気負わなくていい、というのも、子連れキャンプの嬉しいポイントです。
今回は、秋キャンプで子どもが喜ぶ「焚き火で作れる簡単レシピ」を5つご紹介します。お子さんの「もう一個!」が聞ける、そんな夜になりますように。
焚き火飯の前に、これだけ押さえる
最低限の道具
- 焚き火台 or BBQコンロ
- 網(焚き火台付属でもOK)
- アルミホイル
- 火ばさみ・耐熱グローブ
- 串(金属 or 竹)
- スキレットや鍋(あれば嬉しい)
「もっといろいろ要るんじゃないですか?」と思うかもしれませんが、これだけで5レシピ作れます。荷物が少ないって、それだけで気持ちが軽くなりますよ。
火加減はひとつだけ覚える
焚き火飯の火加減は、「炎」より「熾火(おきび)」が基本。薪が燃え尽きて赤く光っている状態が、いちばん安定して焼けます。「ガンガン燃えているところに鍋を置いたら、外だけ焦げて中は生」という失敗、私は何度もやりました。学習しない人間の例として参考にしてください。
食材は家で下準備しておく
焚き火飯の最大のコツは、現地で「切る・分ける・洗う」をなるべくしないこと。家で食材をカットしてジップ袋に小分けにしておくと、当日は焼くだけ・煮るだけになります。子どもが「お腹すいた」と言い出してから完成までの時間が、ぐっと短くなります。これが現場の精神衛生にとても効きます。
子どもが喜ぶ焚き火飯レシピ5選
① じゃがバター(ホイル焼き)
王道の中の王道。じゃがいもをアルミホイルで二重に包んで、熾火の中に20〜30分入れるだけ。竹串がスッと通ったらバターと塩で完成です。「焚き火の中に放り込む」という工程が、子どもにウケます。私もウケました。何歳になっても変わりません。
サツマイモやとうもろこしも同じ方法でいけます。秋はサツマイモの季節なので、ぜひ一緒に焼いてみてください。皮の少し焦げた香りが秋の風と相性抜群です。
② 串焼きソーセージ&ベーコン
ソーセージや厚切りベーコンを金属の串に刺して、網の上でじっくり炙るだけ。焚き火の香りがついて、家のフライパンで作るのとは別物になります。子どもが「自分で持って焼く」のも楽しい体験です。ただし熱いので、お子さんの分の耐熱グローブも忘れずに。
パプリカや玉ねぎを一緒に串に刺すと、野菜嫌いのお子さんも不思議と食べてくれます。焚き火マジック、というやつです。
③ 焼きおにぎり
握ったおにぎりに醤油をハケで塗って、網で両面を香ばしく炙るだけ。表面のカリッと焼けた部分の美味しさは、家で食べる焼きおにぎりとはなぜか別物に感じます。焚き火マジック、というやつです。
味噌を塗ってもおいしいです。「醤油と味噌、どっちにする?」とお子さんに選ばせると、それだけで盛り上がります。
④ アヒージョ(スキレット使用)
スキレットがあればぜひ。オリーブオイルとにんにくを温めて、エビ・きのこ・ブロッコリーなど好きな具材を入れるだけです。バゲットを浸して食べると、子どもも大喜び。キャンプ場で本格レストランごっこ、という雰囲気になります。
具材は家で下処理して、袋に小分けして持っていくと、現地で迷いません。鍋ひとつで主役級の料理になるので、写真映えもばっちりです。
⑤ 焼きマシュマロ&スモア
子連れキャンプのキング、スモアです。マシュマロを串に刺して焚き火で炙り、ビスケット2枚にチョコと一緒に挟むだけ。子どもがべたべたになりますが、それも含めて思い出になります。
「マシュマロが焦げるのに集中する子ども」を見たことありますか。見ると毎回ほっこりします。たしか……前にも同じことを書いた気がしますが、何回見てもほっこりするんで仕方ない。
スモアはアメリカでは「もう一個欲しい(some more)」が語源と言われています。語源どおりの子どもの反応が、毎回見られます。
スキレットや焚き火用の網、ぜひひとつあると料理の幅がぐっと広がります。
まとめ
秋の焚き火で作る簡単レシピは、じゃがバター・串焼き・焼きおにぎり・アヒージョ・スモア。どれも特別な技術はいらず、お子さんと一緒に楽しめます。家族で囲む焚き火と熱々のごはん、これだけで秋キャンプは大成功です。
余裕があれば、お子さんに「ひとつだけ係をお願いする」のもおすすめです。マシュマロ係、おにぎり係、串まわし係、なんでも。「役割があった」という体験そのものが、その日の主役の気持ちにつながります。たぶん、これも記憶に残るやつです。
料理の出来栄えより、「外で家族と食べた」という体験そのものが、子どもの記憶に残ります。味の記憶以上に、その時間の空気が残るんです。気軽に試してみてください。じゃあまた。

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